悪徳なイベント企画会社の特徴とは
東京でイベント企画を考えている場合でも、イベント企画会社とより良い関係を築くことができれば良いですが、必ずしもそうとは言い切れない場合があります。
もし、相手が悪徳なイベント企画会社だった場合、損失を被ることになります。
ここでは悪徳イベント会社の特徴についてお伝えします。
極端な保有効果を使う可能性がある
悪徳イベント会社の手口の一つとしては、保有効果を使うことがあります。
保有効果とは、所有しているチケットや商品の価値が非常に高いと感じ、それを手放したくなくなる効果です。
例えば、ある業者がイベントを企画するのに悪徳イベント会社に相談をするとします。
特定のブースを使う時「使用料金が今なら安いです」と説明を受けそのまま契約します。
そして時間の経過とともに、他のブースの料金が次々に高くなっていくと自分が借りるブースのチケット料金が格安に感じてしまうでしょう。
この場合、わざわざ自分のブースを手放して料金の高いところに移動しないはずです。
このように、他の値段をつり上げ情報操作をすることで保有価値を持たせ、契約をキャンセルさせないようにするのです。
これは、人間がもつ保有効果の心理を巧みに利用した例といえるでしょう。
また、「お客様のために特別枠を用意しています」などといい格安に場所を提供するような例もあります。
更には、限定ではないのに限定で格安な場所を提供していますと伝えることで、顧客を確保しようとする手口を利用する例も少なくありません。
このように、明らかに他よりも得な状態になっている時はあまり信じない方が良いでしょう。
少なくとも、客観的に第三者から意見を聞いてみることも重要になります。
数人がグループになって一人の人を騙す
悪徳イベント会社の特徴のもう一つは、数人がグループになって一人の人をだます手口を採用していることがあります。
例えば、あるイベント業者が特定の会社に話しをもちかけてイベントをしないかと伝えます。
この段階ではふつう返事は出しませんので何度かその話しをもちかけることにより相手と接触する機会を図ります。
当然、イベントを考えている方の会社はそこの業者にしようか迷いますので口コミで評判などを探すでしょう。
この時、わざと良い口コミで評判などをインターネット上などに流しておき、それを見た人がここなら問題ないと考えて決めてしまうパターンです。
それ以外にも、意図的に第三者に装ったスタッフが悪徳イベント会社の話しをして「ここは評判が良い」と伝えることでその会社は信用させようとします。
このように、一人の人だけでなく複数の角度から「あのイベント会社は信頼ができる」と吹聴することで完全に騙してしまうわけです。
信頼関係を作ることにより騙す
悪徳業者によくありがちなパターンとして、顧客との信頼関係を作り相手を騙す手口があります。
最初顧客と接触する場合には、ほぼ信頼関係がない段階ですのであまりイベントの話しは口にせず身内話しなどをしていきます。
この時に、だます相手の故郷の情報を調べ、同郷の人や故郷に詳しい人を送り込み何気に故郷の話しをした時にお互いが意気投合し関係を深めるようにするわけです。
何度か接触しているうちに、この人は信頼できる人だと思わせて契約をさせます。
最初のうちはイベントの話しは一切しませんが、ある程度心を許したと感じられる段階でイベントの話しをして契約をさせる行為です。
このやり方は、かつて老人などをだます手口として行われていましたが、年齢に関係なく行う方法として悪徳業者の中では有名になっています。
東京の悪徳イベント企画会社が、相手方をだます手口として用いる方法の一つが、保有効果です。
ブースの予約などを格安でしておきその後ほかのブースは値段が上がってしまい手に入らない状態にしておくことで手離せないようする方法になります。
次に、相手を騙す場合グループになって騙す方法があります。
一人の人の話しだけならば信憑性はありませんが、複数の人から「この会社は信頼できる」と伝えておけば契約させることは容易ではないと考えています。
最後は、信頼させて契約する方法です。
いずれも巧みな方法ですが、より多くの情報を集めることでこれらは被害を最小限にすることは十分可能です。