販促イベントにはどんなものがある？種類や成功させるコツをご紹介！

販売促進（以後販促と記載）イベントは、自社と競合他社を差別化するうえでとても重要な戦略です。私たち消費者もそれらを活用しており、普段の生活においても複数の選択肢から無意識に選別しているはずです。今回は販促する企業側に立って、どのようなイベントを行えば消費者に喜ばれ、選ばれ続けるのかをご紹介します。

販促イベントの種類

販促イベントの目的は売り上げの向上です。販促にはどんな種類があるのでしょうか。

1つ目はポイント付与です。電子決済においては楽天ポイントやdポイントが有名でしょう。購入時にそれらを提示するとポイントを貯めることができ、次回はそのポイントを使用して買い物ができる仕組みです。コーヒーチェーンのスターバックスなどの巨大市場では独自のPAYカードを発行し、そのカードに入金し使用することでポイントが付与されるものもあります。もちろんコストがかかることなので、簡易的なカードにスタンプを押してポイントを貯めるスタンプカードを採用するのも集客につながるでしょう。スタンプカードでは、雨の日はポイント2倍や、平日の特定曜日はポイント2倍など行うと通常は客足が減少する場面で集客が見込めてよいでしょう。

2つ目はサンプルやクーポン券の配布です。美容やコスメシーンではサンプルをよく見かけますよね。サンプルは商品を実際に使用できるので、もし自信のある商品が思うように収益を上げられない時はサンプルを配るというのはたいへん効果的です。お店の商品を知ってもらうという意味では飲食店にあってはクーポン券の配布が効果的でしょう。単純に金額の割引クーポンや、トッピング無料券など、新規のお客さんもリピートで利用してもらえるよう仕掛けましょう。新規オープンのラーメン店が味を知ってもらうために1杯無料サービスを行っているのも珍しくありません。

販促イベントを開催するために必要なこと

販促のためにはやはりインターネットの活用が不可欠です。YahooやGoogleなどの検索エンジンはもちろん、TwitterやInstagram、TikTok、YouTubeなどのSNSは24時間365日世界とつながっています。もし有名人やインフルエンサーの目に留まったらそれは爆発的に周知されることでしょう。最近ではTwitterにおいてフォローやリツイート機能を使用して拡散する方法もよく見かけますね。

また、販促イベントの成功事例も参考にしましょう。やみくもにイベントを開催したり割引をしたりするのではなく、成功事例をデータ化してどうすれば来客が増えるのか、売り上げが上がるのかを徹底的に洗いだしましょう。

販促イベントを成功させるコツ

販促イベントを行う目的は、先述したSNSを活用した宣伝や店頭にのぼりを掲げるなどの「認知度を向上させる」、新規のお客さんが来店しやすい雰囲気づくりをし、お客さんに対して特典を配布し「新規の来店を獲得する」、常連のお客さんに引き続き愛してもらえるように「既存の来店をリピート化する」などが挙げられます。

まとめ

そのブランドが昔から使っていて安心感がある、このお店のこの味が気に入っている、スタッフの活気があってこの空間が好きだ、クーポン券を毎回会計時にくれるので、何となく来ている、有名人が来店していたから来てみたなど、そのお店に通う理由は人それぞれです。どういったお客さんに来店してほしいのか、一人当たりどのくらい売り上げが欲しいのかなど、事前にしっかりとブランディングしましょう。販促活動に気を取られすぎて、自分やスタッフが疲弊しては本末転倒です。その店舗に合った、よきタイミング・内容で実施しましょう。この記事を参考に販促イベントを成功させてください。