イベント企画の企画書の書き方を知ろう
東京でイベント企画をする場合、まずは企画書を作ることから始めなければなりません。
企画書の内容次第で、イベントの内容が随分と変わってくるためその点に力を入れる必要があります。
では具体的にどのような内容のものを盛り込んだらよいでしょうか。
目的とゴールを明確にすることから始める
イベント企画の企画書を作る第1段階としては、まず目的とゴールを明確にするところから始めなければいけません。
目的とは、そのイベントを何のために行うかです。
例えば、商品の告知を行う場合には商品の告知に合わせた内容を作っていかなければなりません。
その目的が明確でないと、あいまいな内容になってしまい、そこに参加した人もどのようなイベントなのか印象に残りにくく、結果的に商品の売り上げにも影響してしまいます。
また、イベントの期間の間の見込み来場者も明確にしましょう。
それ以外にも、売り上げ目標や必要になる予算なども考えておくことでより完成度の高いイベントが出来上がります。
更に、ゴールを設定することも重要です。
ゴールを設定する意味は、スタッフの意識を高めることと、いつまでに何をしなければならないのかを明確にするためです。
イベントといってもやみくもに毎日準備しているだけではいつまでたっても終らないでしょう。
それよりゴールを見据えて逆算することによりようやく進捗状況が明確になります。
その結果、現段階で何をする必要があるのかそして何が足りないのかといったことが分かりやすくなるでしょう。
もし、ゴールまで到達するのが難しそうならば、ゴールの位置をずらすか内容を絞り込み短縮するかを決めなければなりません。
イベントのロゴや会場のイメージを作り上げる
企画書の段階では、イベントのロゴを作っておく必要があります。
ロゴデザインは一見なくてもよさそうですが、あった方がそのテーマを強烈に人々の脳裏に焼き付けることが可能になるでしょう。
またロゴが表す形とイベントの内容が一致すれば多くのお客さんに商品を訴求することができ売り上げにつなげることが可能です。
ロゴは、スタッフの中に作ることができる人がいればよいですが、そのような人がいなければ外注することになります。
外注する場合、どこに外注をするのか、いくらぐらいの予算を考えているのか、そしていつまでに作る必要があるのかも明確にしておきましょう。
これをパンフレットなどに載せる場合には、パンフレットを作成する前の段階で決めておかなければなりません。
そうすると、全体の作業の中で準備を早めなければならないものになります。
会場のイメージを作り上げることも大事です。
会場のイメージは、目的やゴールなどに応じて変えていく必要があるでしょう。
どの場所にするかも重要ですが、どれぐらいの広さの場所を借りることができるかも企画書の段階ではっきりさせておく必要があります。
それがはっきりすれば、予算もいくらぐらい必要になるかが明確になるからです。
より細かいところを詰めていくことも大事
企画書の大枠が決まったら、次により細かいところ考えていかなければなりません。
イベントにアピールする商品とその商品の中でも目玉商品と呼ばれるものを一つ決めていきます。
目玉商品は、イベント全体の中で一番目立つものになりますのでそのイベントそのものを象徴するものでなければなりません。
その商品を紹介する人は、会社のスタッフなのかそれとも著名人などを使うのかも決めておくべきです。
それによって訴求度合いも異なりますし、当然予算も変わってきます。
チラシを作る場面でも、商品を紹介するスタッフを前面に出した方が全体的な統一感が出やすいです。
特に芸能人の場合には、チラシに載せておくだけで多くの来場者を期待することが可能です。
イベントの企画をする場合には、企画書が必要ですがその中にはゴールや目標を設定することが必要です。
それに加えて、イベントのロゴや借りる会場、そして目玉商品さらにはその商品を紹介する人物などもあらかじめ決めておかなければなりません。
これらが明確に決まることで、全体の把握をすることができるだけでなく流れもスムーズになり計画通りに行っているかどうかがわかるでしょう。
計画通りに行っていれば、イベントが成功する確率はとても高くなります。