体験型イベントは楽しい!来場者に喜ばれる一工夫を企画に盛り込もう
新型コロナウイルスの影響で、オンラインでのイベントが多く行われていますよね。しかし、リアルイベントも行いたいと考えている方も多いのではないでしょうか。リアルイベントは今まさに技術革新の波が来ています。そこで今回は参加者を夢中にさせるイベント「体験型イベント」について解説していきます。本記事を読めば楽しいイベントを企画できますよ。
自分で体験したり参加したりできるイベントのメリット
ただ単に話を聞くセミナーなどといった受け身のイベントはなかなか参加者の心を掴むことができません。しかし、参加者も一緒になって企画を進めていく体験型イベントは、参加者全員が一体感を持つことができ、とても充実感を与えます。
近年、コト消費が増加しているといわれています。コト消費が増加している今なら、体験型イベントは大盛り上がりになること間違いなしです。体験型イベントは、一般的な一方通行的なイベントよりも「企画に参加している」という特別感を与えることができ、参加者の心を掴むことができます。
人気の体験型コンテンツの事例
体験型コンテンツの事例はたくさんあります。
1つ目が、東京の丸の内で行われた「ARリアル謎解きゲーム 空の展覧会」です。こちらはARアプリを使用して謎解きを進めていくという内容のものです。ARといった新しい技術がイベントに導入され、これまでよりもさらに工夫の施されたイベントが行われるようになりました。
2つ目がワークショップです。これはさまざまな場所で行われています。ワークショップにはお子さん向けや大人向けなどさまざまな企画があります。たとえば、陶芸・アクセサリー作りなどです。流行に合わせた物作り系のワークショップは女性にも大人気です。
3つ目が、スターバックスのイベントです。参加者にスターバックスのカップに自由にデザインしてもらい、その中で一番よいデザインを決めるというものです。これは、参加者から大きな反響があり盛り上がったそうです。このように体験型イベントには多種多様な事例があります。皆さんもこれらの事例を参考に、新たな体験型イベントを考えてみてください。
オンラインでも「体験」は作れる
新型コロナウイルスの影響で、オンラインイベントが増えています。しかし、オンラインイベントでは体験型コンテンツを企画することは難しいのではないかと思った方もいると思います。オンラインでも体験型イベントを生み出すことは可能なのです。たとえば、一方通行的に話を進めるのではなく、参加者にカメラとマイクをオンにしてもらい、参加者にも話をしてもらいながら進める方法です。
そのほかにも、何か作業をしながら企画を進めるオンラインワークショップなど。オンラインでのイベントは飽きられやすいですが、このように少し工夫をするだけで、離脱率を抑えることができます。オンラインイベントを開催する際は、双方向型、実際に作業をしてもらうことを意識して企画を考えるとよいかもしれません。
本記事では、体験型イベントについて解説しました。体験型イベントは、一方通行的なイベントよりも盛り上がりがよく、参加者が満足する傾向にあります。また、近年は新型コロナウイルスの影響で、オンラインイベントが増えてきています。オンラインイベントはとくに、一方通行的になりやすく参加者の離脱率が高いです。しかし双方向型、そして実際に手を動かしてもらうなどの要素を取り入れると、オンラインで体験型イベントを開催したとしても、成功する確率が高くなります。本記事を参考にして、ぜひよりよい体験型のイベントを企画してみてください。