参加費無料のイベントを企画するには?メリットや収益を得る方法も解説!
コロナ禍の自粛ムードも明けて、イベントが続々と再開しています。東京はイベントがとても多く、興味のある人にできるだけアピールして参加してもらう努力が欠かせません。参加費無料のイベント企画は、集客力アップに繋がります。しかし、参加費以外から収益を上げる工夫があるので、集客以外の準備が必要です。
イベントにどんな費用がかかる?
一言でイベントといっても、パーティーやセミナー形式、即売会など多くの種類があります。しかし、どんなイベントでも、必ず必要な費用があります。どんなイベントでも以下の費用が発生します。
スペースレンタル代(会場費)
まず必要なのは、スペースレンタル代です。場所を借りる費用と、マイクなど機材は別料金の会場が多いようです。想定する参加人数、参加者の年齢や性別、イベントの内容に合わせたレンタルスペースを選びましょう。
スタッフの人件費
ある程度大規模なイベントなら、働くスタッフの人件費が欠かせません。小規模な趣味の集まりなら薄謝でもよいかもしれませんが、参加者が多いイベントなら、スタッフへバイト代を払う必要があります。スタッフ募集に、人材派遣業者やバイト募集サイトへ依頼する場合は、利用料が必要です。
宣伝費
フライヤーなど印刷物、SNSやイベントサイトでの宣伝などが必要です。印刷費用は有料ですが、イベントを企画する個人がSNSで宣伝するだけなら無料です。
依頼料
イベント制作会社に依頼する場合のみ、発生する費用です。東京はイベント企画・制作会社がたくさんあります。イベント企画に慣れていないのであれば、制作会社に依頼すると失敗が少ないでしょう。依頼料は、イベントの規模や会社によって大きく変わります。
イベントの参加費を無料にするメリット・デメリット
イベント参加費を無料にすると、興味のある方が気軽に参加できます。当日飛び入り参加もできるので、参加者にとっては有利です。しかし、よいことばかりではありません。
メリットは集客しやすい
無料イベント最大のメリットは、集客しやすいことです。近所にふらっと来た人がなんとなく参加、という街角のイベントや、まだ立ち上げて間がないイベントなど、人を集めたいときには最適です。
デメリットは収益と、客層が悪くなりがち
デメリットは、客から参加費が徴収できない、客層が悪くなりがちなところです。客層は街角のイベントなら、その地域の平均的な人々が来るので問題ないですが、エンタメ系のイベントだと、客層の悪化は悪評判に繋がりかねません。
参加費無料でも収益を得るには?マイナスにならない工夫が必要!
参加費無料のイベントでも、収益を上げることはできます。出店した店から使用料を徴収する、企業にスポンサーをしてもらうなど、さまざまな手段があります。
出店する店から出店料を徴収
一般の参加者は無料でも、イベントで稼ぐ出店やキッチンカーには出店料を徴収できます。彼らにとって、人が少ないイベントは死活問題です。短期間で売り上げるためには、多くの人が集まるイベントに出店しなければいけません。人を集めることで、参加費無料でも収益を上げられます。
企業スポンサー
企業に、スポンサーになってもらうことも大事な収益になります。イベント費用の補助や、スポンサー企業商品の無料配布など、さまざまなサポートが受けられます。
まとめ
無料イベントのメリットとデメリットを紹介しました。東京はイベントが多いので、無料というだけで人が集まるとは限りません。ほかのイベントと差別化を図る必要があります。「どんな客層を呼びたいのか」「何人呼べば(参加費無料でも、間接的に)収益を上げられるか」事前に綿密にシミュレーションをしましょう。初めは無料でイベントを行い、ある程度認知度が上がってから有料化する方法もあります。