イベントの反響は?アンケートを使って来場者の意見を知りたい!
イベントアンケートは、来場者の意見を聞ける重要な役割があります。したがって、回答率の高いイベントアンケートを作ることには力を入れなければいけません。この記事では、イベントアンケートを作成する際の質問の作り方や正しい配置の仕方を紹介します。回答率を上げるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
質問の仕方はかなり重要
イベントアンケートの内容を考える際は、回答者が答えやすい質問にすることが重要です。答えやすい質問であれば、途中で離脱されることもないのです。では、一体どのようなアンケート内容にすれば、欲しい情報を引き出しながら答えてもらえるのか、詳しく解説します。
■重要項目を序盤に入れる
イベントアンケートの内容を考える際は、重要項目を序盤に入れることを心掛けましょう。なぜなら、アンケートの後半になるにつれ、回答者の集中力がなくなっていくからです。アンケートの後半になるにつれ、残り時間を気にしてしまい、適当に回答されることも考えられます。そのため、イベントアンケートの内容を考える際は、必ず回答して欲しい質問を序盤に入れることが大切です。
■答えやすい内容にする
イベントアンケートの内容を考える際は、答えやすい内容にすることが重要です。答えやすい内容にすることで、回答率を上げることや離脱率を下げられます。なお、答えやすいイベントアンケートを作るための工夫として、選択形式を取ることや質問文章の一文を短くすることがよい方法です。一般の人をターゲットにする場合は、専門用語を使わないことで簡単に答えられる質問内容を作れます。このようにターゲットに合わせて、簡単に答えられる質問内容にすると回答してもらいやすくなります。
■質問の的を絞る
イベントアンケートの内容を考える際は、ターゲットの的を絞ることが大切です。イベントの感想について答えて欲しい場合は「一番楽しかった内容はなんですか?」や「イベントで不要と感じた部分はどこですか?」のような質問がよいでしょう。このような質問形式にすることで、回答率アップが期待できます。また、イベント情報の配信を希望することでも、リピーターの獲得につながります。そのほか、専門型のアンケートにしたい場合は、サービスや商品についての質問を積極的に入れることが重要です。サービスや商品について質問することで、今後のビジネスに必要な情報を集められますよ。
回答率を上げるなら
イベントアンケートの回答率を上げるためには「記載内容を短くする」「記載時間の確保」「アンケートという言葉を使わない」という3つのテクニックが効果的です。具体的にどのように実践すればよいのか、詳しく見ていきましょう。
■記載内容を短くする
アンケートの回答率を上げるためには、シンプルな内容にすることを心掛ける必要があります。なぜなら、あまりにも情報が多すぎると、回答者に負担が掛かってしまうからです。そのため、アンケート内容を考える際は、多くてもA4用紙一枚以内に抑えることを心掛ける必要があります。とはいえ、A4用紙に収まっている場合でも、文章が長すぎる場合や文字が小さすぎてしまうと回答率は上がりません。よって回答率を上げるならば、回答形式の記述を減らすように心掛け、シンプルな内容の選択式にしましょう。
■記載時間の確保
イベントアンケートの回答率を上げるためには、回答する時間をしっかり確保することが大切です。中には、アンケートの回答を休憩時間に含みタイムスケジュールを組んでいる企業も見受けられます。しかし、わざわざ休憩時間を使ってまでアンケートに答えようと思う方は少ないので、それで回答率を上げることは難しいでしょう。参加者全員が席についているタイミングなど、アンケートに答えられる時間を確保することが大切です。なお、万が一時間を確保できない場合は、受付時に配るという方法もおすすめです。受付時に配ることで、回答者も時間に余裕ができ、アンケートに答えてもらえる確率が上がります。
■アンケートという言葉を使わない
アンケートと聞くと、答えなくてもよいという印象を持つ方が多くいます。そのため回答してもらう際は、なるべくアンケートという言葉を使わないことが重要です。たとえばアンケートを取る際は「参加者の声を聞かせてください」や「イベントの感想を聞かせてください」など、タイトルを変更することで回答率を上げられます。実際にそのような文言を見たことがある方も多いはずです。
イベントアンケートに答えてもらうことで、今後のビジネスに必要なことがわかります。リピーターの獲得にもつながるため、イベントアンケートに回答してもらうことはとても重要です。イベントアンケートの回答率を上げるためには、回答者が答えやすいアンケートを作成するように心掛けてみてください。選択式の回答にすることや重要項目を序盤に入れることでも、回答率アップが期待できます。そのほか、質問の仕方や記載時間の確保なども心掛けると、より高い回答率が期待できるでしょう。