イベント企画とキャンペーン企画はどう違う?基本的な疑問を解消!
催し物に企画名をつける際「イベント」と「キャンペーン」のどちらを使うべきか悩んでしまった経験はありませんか?イベントとキャンペーンはほとんど同じ意味であると考えている人もいますが、実は明確な違いがあります。今回は、イベントとキャンペーンの意味や具体例に加え、違いについても詳しく解説します。
イベントとは
イベントとは、人を集めて行う催し物のことです。ここでは、イベントの概要と具体例について詳しく解説します。
イベントとは?
イベントとは、行事や催し物の総称です。多くの人が集まって行われるイベントもあれば、誕生日・記念日などの特別な日に非日常的な行動をすることを指してイベントとする場合もあります。もともとは英語の「event」から来ている言葉で、英語圏では個人的な行事に対しても使われる単語です。
日本で使われているイベントという言葉は、多くの人を集めて行われる催し物やお祭りを指すことが多いです。また、プロモーションのために行われる見本市なども含まれます。
イベントの具体例
イベントの具体例として、①コンベンションイベント、②スポーツイベント、②販促イベント、③文化イベント、④博覧会、⑤フェスティバル、⑥会議イベント、⑦見本市や展示会、⑧コンベンションイベント、などが挙げられます。
キャンペーンとは
キャンペーンとは、商業的な目的を持って行う活動です。ここでは、キャンペーンの概要と具体例をご紹介します。
キャンペーンとは?
キャンペーンは宣伝のための活動です。企業の販売促進や政治的・社会的宣伝などが含まれます。キャンペーンもイベントと同様、英単語が由来となっています。「campaign」は、運動・勧誘・作戦などの意味を持つ単語です。
日本では大きく分けて商業目的のキャンペーンと啓蒙活動のためのキャンペーンがありますが、参加者に特典やプレゼントを用意するケースが多いです。
一般的に、商業目的であれば割引券・サービス券や購入特典が、啓蒙活動であればポケットティッシュや持ち運び用のウェットティッシュなどが配られます。
キャンペーンの具体例
キャンペーンとしての取り組みには、①来客・応募者へのプレゼント、②初回購入50%オフなどの割引、③期間中の買い物でポイント2倍獲得、などが挙げられます。
キャンペーンは内容に決まりはありませんが、たとえ無料で行われるイベントであっても、宣伝や販売促進が目的となるものです。
イベント企画とキャンペーン企画の違い
ここまで、イベントとキャンペーンのそれぞれの概要について解説しましたが、具体的な違いはどのような点なのでしょうか?以下では、イベント企画とキャンペーン企画の違いについてご紹介します。
目的
イベント企画は人が集まる催し物ですが、目的は問いません。対して、キャンペーン企画はその内容や有料・無料を問わず、あくまで宣伝や販売促進を目的としたものです。
期間
イベント企画・キャンペーン企画ともに、期間の設定に明確な違いはありません。しかし、基本的にはイベントの企画の方が期間は短く、キャンペーン企画はある程度の期間を設けて行うことが多いです。
まとめ
今回は、イベントとキャンペーンの違いについて解説しました。イベントは多くの人を集めて行う行事や催し物であり、文化イベントや促進イベント、スポーツイベントなどがあります。
対して、キャンペーンは宣伝を目的とした活動であり、来客・応募者へのプレゼントや初回購入割引などを行います。イベントとキャンペーンの違いは、その目的と期間です。イベントは目的に決まりがなく、期間が短めであることが多いです。
キャンペーンの期間にもとくに定めはありませんが、基本的にはイベントよりも長くなります。それぞれの言葉の違いを理解して、正しく使い分けましょう!