人気アニメのパワーで集客＆売上UP！失敗しないアニメイベントとは

日本のアニメが大好きで日本を訪れる外国人も少なくありません。そんな世界中が熱狂する日本のアニメ業界ですが、それにともなうイベントも一年を通じてたくさんあります。そんなアニメイベントを失敗させないために、どのような事に注意すればよいのでしょうか？ぜひ参考にしてみてください。

アニメイベントを企画することで得られるメリット

最近、スーパーやコンビニエンスストア、ＣＭにおいて、アニメや漫画、ゲームとコラボレーションした企画や商品をよく目にします。これらは当該企画や商品を周知・集客する際、既存のファンを巻き込んでくれるので、とても強い味方となっています。イベントを企画する上ですべてに共通するのは「何を目的とするのか？」です。

とにかく売り上げを出したいのか、当該アニメを世間に周知したいのか、既存のファンのために開催するのか、ターゲットはアニメに興味のない人を対象とするのか、コアなアニメファンをうならせたいのかなど、ターゲットや目的によりその内容は変わってきます。既存のアニメやキャラクターとのイベント企画は既にファンである客層を獲得できることが大きなメリットといえます。

しかし、アニメによっての人気度や世代の違いが異なるため、事前の入念なリサーチが必要です。またコスト面でも特許権、商標権、著作権など権利者に対して支払う義務があるので、人気アニメとの企画は必然とその対価は高額になります。

一方、オリジナルアニメを制作しそれを活用する場合、当該アニメの利用は無限に近い範囲でコントロールできるものとなります。その反面、ファンを育てるのに時間を要すことや、競合となるコンテンツが世の中にたくさんあって、それらから勝ち抜かなければならない等の忍耐力が必要となります。

知っておきたい人気のアニメイベント

200社以上のアニメ関連企業が出展するAnimeJapan。集客は2日間で約15万人という規模に達します。年に一度、東京で開催され展示ブースや物販、声優によるイベントやコスプレイベントなどアニメ関連では国内最大級のイベントです。DMMが主催する、アニメやゲーム業界の新規顧客の開拓や業界外もターゲットにしたオンライン展示会のアニメ・ゲームサミットも最近では有名でしょう。

アニメイベント企画を失敗させないポイント

アニメイベントを企画する際、何から始めればよいのでしょうか。自社の企業理念や方針に沿ったものとなるよう企画を取り入れて、プレゼン時には社内の納得を得る必要があります。失敗しない企画にするためにはしっかりと下準備をしておきたいですね。

まずは拡散・周知のために有名人やインフルエンサー、アニメの声優の活用が挙げられます。既存のアニメや漫画にしても、オリジナル作品にしても、有名人やインフルエンサー、声優と掛け合わせることにより爆発的な拡散につながる可能性があります。

また、アニメや漫画は決して20代～30代の若い世代のためのコンテンツではなく40代～50代にもコアなファンはたくさんいるので、こういった面もプレゼン時に活用したい材料です。

まとめ

日本のアニメは世界に通用するコンテンツです。国内でたくさんのアニメイベントが開催しています。国内でのイベントに人気アニメを活用するのももちろん効果はありますが、世界進出を狙う際もそれらは強力な武器となります。しかし、既存の人気アニメを採用するのはそれにともなうコストもかかります。緻密な戦略や優秀なスタッフやディレクターのもと、先を見据えて、オリジナルアニメを考案するのも面白いかもしれません。失敗しないアニメイベントの参考にしてみてください。