イースターってどんなイベント?どんな企画を行えばいいの?
もともと欧米が発祥のイースターですが、日本でも注目を集めており近年イベントが開催されるようになってきました。ただ、まだまだ日本では浸透していないイースターをどのように盛り上げればよいのかわからないという企業も多いでしょう。そこで、今回はおすすめのイベントやイベント開催のメリットについて紹介します。
そもそもイースターとは
そもそもイースターというのは日本語で復活祭を意味しています。イエス・キリストが亡くなった3日後に復活したことを祝うのがイースターであり、キリスト教が浸透している国では重要なイベントです。日本ではあまり広まっていませんが、欧米ではクリスマスと同じくらい大切な日とされています。
ただ、イースターというのは具体的な日が決まっているわけではありません。クリスマスであれば12月25日となっていますが、イースターは「春分の日の後の最初の満月の次の月曜日」と定められているのです。しかし、注意が必要なのがキリスト教の宗派によって暦の数え方が異なるという点です。たとえば、カトリックやプロテスタントの場合と正教会の場合では数え方が異なるため、イースターが開催されるのも異なる日となっています。海外では、復活祭に家族で教会に行ってお祈りします。
そして、自宅に戻ったあとは家族みんなで食事会を開くのが一般的です。とくに決まった料理はありませんが、卵を使った料理が一般的です。日本ではあまり重要視されていないイースターですが、海外では非常に重要なイベントの一つです。学校や会社でも大切な行事として捉えられており、こどもたちは学校が終わるとすぐに家に帰ります。そして、大人も残業をせずにすぐに家に帰り、家族みんなで同じ時間を過ごすのです。
おすすめのイースターイベント
定番イベントともいえるのがエッグペイントです。さまざまなデザインを施したイースターエッグが装飾されます。そもそも卵には「新たな生命」「復活の象徴」という意味が込められており、イエス・キリストを連想させるものといわれています。そして、卵に思い思いにカラフルなペイントを施していくようです。
自分がデザインしたイースターエッグを部屋に飾ったり、お庭に置いたりするなど、さまざまな楽しみ方ができます。そのため、日本でもイースターエッグを使ったイベントが定番化しています。卵にカラフルなペイントをしてもらってオリジナルのイースターエッグを作ってもらうのです。もちろん、本物の卵だとコストがかかってしまったり、充分な数を用意できなかったりする場合もあるでしょう。そのため、発泡スチロールや紙製のものを使用することも少なくありません。
そのほか、イースターバニーというウサギをモチーフにしたキャラクターがいます。もともとウサギは豊穣のシンボルといわれており、イースターでは卵とウサギを使ってお祭りを行うのが習慣でした。そのため、ウサギの絵を書いたり、人形を作ったりするイベントもおすすめです。
イースターイベントを行うメリット
イースターイベントはこどもから大人までが楽しめるイベントになるでしょう。とくにイースターエッグづくりは家族揃って楽しめるのが特徴です。そのため、参加者全員が楽しめるというのが最大のメリットといえるでしょう。
そのほか、ゲーム感覚で楽しめるのもメリットといえます。たとえば、海外でも行われるエッグハントは宝探しの要領で隠した卵を見つけるというものです。エッグハントは子どもからの人気が高いので、高い集客効果が得られるでしょう。
もともとイエス・キリストの復活祭として始まったイースターは、昨今日本でも徐々に浸透しつつあります。イベントでは、こどもから大人が参加できるオリジナルのイースターエッグペイントなどがおすすめです。発泡スチロールでできた卵にそれぞれがカラフルなペイントを施すというイベントで、こどもだけでなく大人も楽しめる行事になるでしょう。そのほか、ウサギの絵を書いたり、キャラクターをつくったりするなどのイベントもおすすめです。日本の折り紙と融合させてオリジナルの企画にするのもよいでしょう。